2018.5.22

「猫の居場所を確保して市ぐるみで見守ってください」~石井登志郎市長と面会いたしました!

 

西宮市の石井登志郎市長と面会いたしました!

地域猫 守ろう西宮浜チームは、5月17日、皆さまからいただいた直筆の署名6988筆と電子署名4595筆、合計1万1583筆を西宮市役所4階の会議室にて提出してきました。

 

石井市長は先月の4月15日、西宮市長に就任。開かれた西宮市政を訴え「OPEN!西宮」を合言葉として、政策のひとつに「人と動物が共生できるまちへ」を掲げてくれています。

 

当日は、今回の署名活動で大変お世話になった河崎はじめ市議にご同行いただきました。河崎市議は、以前から市議会等で犬猫について積極的に意見を述べられています。この署名の件をお願いした時も、初対面にも関わらず快く承知してくれて、期待を上回る沢山のご協力をいただきました。

 

また、保健所 所長、公園緑地課長、動物管理センターの生活環境課長、3名にもお声掛けいただき、ご同席していただけました。

 

代表して伺ったのは、現地で猫のお世話をしてくださっている4人、お世話とボランティアの代表をされている男性、同チームで呼びかけ人の女性、私の計7人です。この7人で、要望書、署名、そしてお手紙やコメント等を手渡すことができました。要望書では、下記3項目を求めるとともに、猫が増えるきっかけが阪神淡路大震災のための仮設住宅であったことをお伝えしました。

 

● 猫の居場所、保護場所を確保して、劣悪でない環境を引続き維持していただくこと。

(ボランティア任せにせず、市ぐるみで見守っていくこと。)

 

● よって、万一 現在の保護場所を立ち退きとなった場合は、市側がその期日までに移転先を確保していただくこと。

 

● 猫の里親斡旋について積極的に協力し、頭数が限りなくゼロに近づくまで、上記のことを継続していただくこと。

 

要望書を読み上げた後、河崎市議から西宮市の猫に関して過去と現状をご説明いただき、現地ボランティア一人ひとりから、メッセージを伝えました。

 

「整備されて自然が少なくなった。一見するとキレイにみえるが、もう少し自然を残す方法がなかったのかと思う。整備されたことで猫の居場所も少なくなり、猫が地元の会社の方へ拡がってしまった。」

「爆発的に猫が増えているのを見て、10年程前から自費でTNRを進めている。数は以前に比べて減少し増えなくなっている。整備のために猫の居場所が少なくなっていると感じる。少しでもご配慮いただけたらと思う。」

「西宮市内だけでなく全国から署名をいただいている。注目されているし期待もされている。前例がないから難しいと市は言うが、逆で、猫について西宮市が全国のモデルとなってほしい。個人では限界があるので、市にも協力してほしい。」

「何年も前から猫のお世話をしているが、高齢で足も悪くなり、今後ずっとお世話できるか不安。猫のことがとても心配。」

「今日ここに来ていない方達の力も含め、今の猫小屋近くに200匹以上いた猫を増えないようにお世話してきた。猫が雨露しのげる場所を整備の名のもとになくしてしまわないでほしい。お世話の当番として餌を与えてはいるが、それでも外猫が不憫にみえてしょうがない。猫小屋の許可をもらうずっと以前からも、先人の方たちが猫を減らす努力をし続けている。その方たちの努力にも配慮してほしい。」

「産業団地に猫が迷惑をかけていたこともあり、公園緑地課のご好意で猫小屋の設置許可をいただいた。4年前は118頭いたのを、里親に出したりもして、今は半分程の頭数になっている。」

などと、現場の声を伝えました。

 

石井市長から、現地ボランティアからの訴えに対して「市長就任後、よい方向にできるように関係部署にお願いしている。現状は、悪い方向にいっていないと評価いただいている、と思ってよいですか。」という質問があり、

現地代表の男性が

「公園緑地課と動物管理センターにご協力いただいて、色々と今後のことも考えてもらっている。ありがとうございます。」と返答しました。

続いて、石井市長から

「私も猫をかわいいと思う。市民の中には猫を受け入れられない方もいるが、猫を減らしたい気持ちは一致している。街なかに不幸な猫がいなくなるシステムができたらなと思っている。直近としては西宮浜の猫について、今いる猫が大変なことにならないようにするし、また、困らないようにしていきたい。」

とたいへん心強い言葉をいただきました。

 

署名提出前から、すでに西宮浜の猫について尽力していただいていることがわかりました。

 

地域猫 守ろう西宮浜チームは、この署名提出を区切りとして解散いたします。

今後は個人として、西宮浜の猫について市との協議に参加し、活動を続けていく所存です。

引続き、応援いただけますよう、よろしくお願いします!

 

 

 

※以前、直筆の署名数を7584筆とお伝えしており、申し訳ありません。手違いがあり、重複計上しておりました。この場を借りてお詫びいたします。 

 

 

地域猫 守ろう西宮浜チーム 2018年5月17日

 


2018.4.9

現在の署名数 : 7,584筆です!

 

ご報告が遅くなりました。

3月26日までに届いた皆さまの署名数です。

 

7,584 筆!! 本当にありがとうございます

署名は締め切りましたが、もし記名した用紙が手元にある方がいらっしゃいましたら、

ご送付いただけるとありがたいです。

 

そちらも集計して、5月に西宮市の新しい市長に提出いたします。

 

また、電子署名は引続き集めています。

 

change.org (すでに用紙へご署名いただいている場合は、電子署名は賛同されなくて大丈夫です。)

 

引続き、どうぞよろしくお願いいたします。

 


2018.3.27

署名用紙を5月に西宮市の新市長へ直接お渡しすることにいたしました。

 

度々の予定変更で大変お伝えし辛いのですが・・・ご連絡です。

3月末に皆さまの署名と要望書を西宮市へ提出する予定でしたが、5月に西宮市の新市長へ直接お渡しすることにいたしました。

 

3月末に提出するつもりで、お世話になっている市議さんへご連絡したところ…
今は市長が不在だし(前市長は、あと僅かの任期を残し、自己都合で退任されました。)新しい西宮市長が4/15に決まるから、その後に直接お渡しした方がよいのでは、とアドバイスをいただきました。

 

悩みましたが、、、確かにそれが今できるベストな提出方法だと思います。

 

●今は市長が不在。できれば直接お渡しした方が良い。

●公園緑地課長も動物管理センターの課長も、今回の要望書はすでに確認してくれている。

●駐車場着工は今年の9月に予定されている。

 

ということから、このような運びとなりました。

(change orgの電子署名は4月も含め、しばらく続けることにしました。紙の署名は、このまま3/11で締切るつもりでいます。)

 

度々の予定変更のご報告は気も重く心苦しい限りです。
しかし、何度 考えても、新市長へ直接手渡して思いの丈を聞いてもらった方が良いのでは、との結論に至りました。

 

色々と大変 申し訳ありません。
ご理解の程、どうぞよろしくお願いいたします。

 


2017.11.27

請願書の提出を見送る事としました

 

2017年12月6日の請願書の提出を見送る事といたしましたので、ご連絡いたします。

(署名活動は引続き行います。署名用紙も公に西宮市へ提出いたします。

 現在、再考中ではありますが、3月11日までは署名活動を続けるつもりでおります。)

 

これまでに返送して頂いた署名用紙を先ほど確認しました。

みなさまのお気持ち、本当に本当にありがたく受け取りました!

ただただ、感謝です。

 

今日を含めこれまで数人の市議会議員と面会し、公園緑地課とも話をしました。

西宮浜の猫小屋の存続と地域猫活動の継続を求める内容で請願を出したところで

100%通らないは確実であると言うのが議員さん方の見解です。

 

現在猫小屋がある場所は2014年から総合運動公園としての再開発を進めていて、

工事が始まる際には猫小屋を撤去して戻すのを条件に土地を貸していたという事実があるだけに、

それを撤回しろと言うのは話にならないと。

(私たちには知らされていませんでしたが、猫小屋の管理者と公園緑地課との間では契約が交わされていました。)

請願で通らなかった件を公園緑地課に持って行ったところで、これまた100%くつがえらず、

もう打つ手が無くなるということがわかりました。


請願について私たちの知識が足りなかったのも事実です。


議員・役所・ボランティアの立場が違う中で、落とし所を見つけて

地域猫活動を続けられる道を話し合うのが最善だと判断しました。

 

他にもボランティア団体さんのご意見も聞き、悩んだ末に、12/6の請願提出は見送ることとしました。

 

応援して下さるみなさまからも、猫小屋存続のために頑張ってくださいとメッセージを頂きますし、

そのために署名を集めて頂いた方も多くいらっしゃると思います。

 

結果、請願を取りやめる運びとなったことを心からお詫びいたします。


ですが後ろ向きな請願取りやめではないことは確かなのです。

公園緑地課も公園で地域猫活動をすることは了承していて、請願を出さない形ならば前向きに話し合ってくれるそうです。


そして議員さんたちも、それならば喜んで協力しますと言っています。

どちらもボランティアの活動については、ありがたいと思っていて認めて下さっています。

私たちも活動を始めた時は、請願を出して市を動かすんだ!と意気込んで立ち上がりましたが、

真っ向から立ち向かうには弱く知識も足りませんでした。

 

請願に期待を込めて頂いたみなさまには申し訳ない結果となりましたが、

可能性がある道を選んで今後は進みたいと思っています。

 

役所や議員の事務所にも電話やメールなどで問い合わせもあるようで、

西宮市の動向が注目されていることも気にしていました。

 

それは確実にみなさまのおかげです!


宜しければこれからもご意見やアドバイス頂き、そして引き続き応援して頂けたらありがたいです。

 

署名はやはり大きな力になるそうなので、引き続き頑張ります!


西宮市議会議長に提出したら、公園緑地課にも、全ての議員にも私たちの声として反映されるそうです。

みなさまの応援を決して無駄には致しません。

 

猫たちが安全に一生を終えられるように、それは変わりありません。


またここだけに限定せず、一斉TNRも検討して西宮市動物管理センターへのご相談も進めています。

今こそボランティア同士の横の繋がりを作ることにも取り組んでいます。


いつかは不幸な猫がゼロになることを目指して。

 

長くなりました。

気になることや意見したいことなど、遠慮なくメッセージ頂けましたら、しっかりと説明させて頂きます。

たくさんの方に支えられています。

 

本当に本当に、心から感謝いたします!

 

地域猫 守ろう西宮浜チーム 2017年11月22日

 


 

この猫は「スワン」ちゃんという名前です。

 

去年は、もう無理かも…と思うくらい弱っていましたが、
なんとか回復してくれました。

それでも、今年の夏は越せないかな…
とみんなで心配していました。

だけど、今も西宮浜で生きてくれています。

 

 

(2017年11月24日に亡くなりました。       

新しいこの写真は、亡くなる2日前に、撮ったものです。)